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ダメージ爪を救う!彩りながら休息させる「水性ネイル」

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saki

先日、とあるワークショップへと出かけてきたのですが、皆さん、「水性マニキュア」ってご存じですか?

今回は、ダメージ爪を救う、彩りながら休息させる「水性ネイル」について、お話していきます。

おもしろい体験をしてきたのでレポートします!

ダメージ爪を救う!「水性ネイル」を解説

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

まず、水性ネイル、水性マニキュアっていつからあるものなの?というところからお話していきます。

水性ネイルって聞いたことはあるけど、いつからあるのかな?

水性マニキュアの歴史

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

水性マニキュアの歴史は、大きく分けると「2000年代初頭の海外での誕生」と「2010年頃からの日本での独自進化」という2つの流れがあります。

とても興味深いですね。

もともとは子供用やおもちゃとして存在していましたが、大人向けの高品質な製品が登場したのは比較的最近のことです。

1. 誕生と初期の普及(2000年代初頭)

世界的には、2000年代の初め頃から水性ネイルの技術が市場に出始めました。

  • 初期の製品
    • 当初は発色が薄かったり、塗りムラができやすかったりと品質が安定せず、主に「化学物質に敏感な親が子供に買い与えるもの」という位置づけでした。
  • 海外ブランドの先行
    • 2000年代半ばから後半にかけて、海外で「Piggy Paint」や「Snails」といった、有害物質(トルエン、ホルムアルデヒドなど)を含まないことを売りにした水性ブランドが注目され始めました。

2. 日本でのブレイク(2010年〜)

日本において「大人のための水性ネイル」という概念を定着させたのは、2010年に発売された上羽絵惣(うえばえそう)の「胡粉ネイル」の功績が非常に大きいです。

  • 2010年
    • 京都の老舗絵具店が「胡粉ネイル」を発売。刺激臭がなく、アルコールで落とせる画期的な製品として、それまでネイルを諦めていた層(医療従事者、高齢者、妊婦など)に支持を広げました。
  • 2015年〜
    • 健康志向(クリーンビューティー)の高まりとともに、「ピールオフ(剥がせる)」タイプの水性ネイルが100円均一ショップやバラエティショップにも並ぶようになり、若年層への認知が一気に加速しました。

学校が休みの時に楽しめるのがいいですね!

3. 現在の「第三のネイル」としての確立

2020年以降、ジェルネイルの流行が一巡し、「地爪の健康」を重視するトレンドが強まったことで、水性マニキュアは「ジェル、ポリッシュに続く第三の選択肢」として再定義されました。

  • 技術の進化
    • かつての「すぐ剥がれる」「発色が悪い」という欠点が改良され、リリーグレイスのような「サロン級のツヤ」を持つ製品が登場したことで、現在は本格的なファッションアイテムとして扱われています。

歴史としては20年ほどありますが、一般のユーザーが「普通のマニキュアと同じ選択肢」として意識し始めたのは、ここ5〜6年のことと言えます。

これから、ますます需要が増えそう♪

水性マニキュアの特徴は?

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

水性マニキュアは、水を主成分とした爪に優しいネイルポリッシュです。

最大の特徴は、除光液を使わずにお湯やアルコール、あるいはシールのように剥がしてオフできる点にあります。

ツンとした特有の刺激臭(有機溶剤)がなく、爪への負担が少ないため、子供、妊婦、高齢者、またはジェルネイルの休息期間中の使用に適しています。

主な特徴とメリット

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル
  • 爪に優しい成分
    • 酢酸ブチルやトルエンなどの有機溶剤を含まず、爪の黄変を防ぐ成分構成になっています。

低刺激・無臭: 室内で塗っても臭いが気にならず、敏感肌の方や小さなお子様でも使いやすいのが魅力です。

子供にマニキュアを使うのはためらっちゃうけど、水性なら安心ね♪

  • 簡単なオフ

ピールオフタイプ: 端からペロンとはがせるタイプ。

お湯オフタイプ: お湯に数分浸すことで柔らかくなり、ふやかして落とせます。

速乾性: 多くの製品が数分で乾く速乾性を備えており、忙しい時や「1日だけネイルを楽しみたい」時にも便利です。

ユーザーはどのくらいいるの?

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

少し前までは全く聞いたことが無かったけど、ユーザーはどのくらいいるのでしょうか?

水性マニキュアのユーザーは、近年「セルフネイル派」の間で急速に拡大している成長カテゴリーと言えます。

最近はあちこちで見かけるようになりましたね。

1. セルフネイル市場における位置づけ

日本の消費者向けネイル製品市場(マニキュア本体など)は10年以上拡大傾向にあります。

  • セルフネイル人口
    • 都市部では女性の約30%がセルフネイルを行っているという調査があり、その中で「爪への優しさ」や「手軽さ」を求める層が水性マニキュアの主なユーザーなのだそう。

手軽さは大きな魅力よね✨

2. 急増している背景とユーザー層

以前は「子供向けのおもちゃ」という認識が強かったですが、現在は以下の層に広がっています。

  • 「1日だけ」楽しみたい層
    • 職業柄ネイルができない人や、週末だけ楽しみたい層が、お湯やシールのように剥がせる利便性から愛用し始めています。
  • 健康や環境意識の高い層
    • 有機溶剤の臭いや爪のダメージを避ける「クリーンビューティー」のトレンドにより、大人の日常使いとして定着しました。
  • SNSでの拡散
    • 海外ブランドや100円均一ショップ(キャンドゥ等)の製品がSNSで話題になり、若年層から一気に認知が広がりました。

3. 今後の見通し

世界的な「水性マニキュア市場」の調査でも、2030年に向けて高い成長率が予測されています。

これまではジェルネイルが主流でしたが、「爪を削りたくない」というニーズの受け皿として、今後も一般層への普及が進むと見られているのですよ。

ジェルは爪が痛むからちょっとね…。

ここまで読んでくださった方はもうお気づきかもしれませんが、ネイルケアの需要と相性が良さそうなんです。

水性マニキュアは昨今の「地爪(じづめ)ケア」を重視するトレンドと非常に相性が良いアイテムなのです。

特に、ジェルネイルの連続使用で爪が薄くなった人や、乾燥によるトラブルを抱える層にとって、強力な味方となっています。

ネイルケア需要との相性が良い3つの理由

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル
3つの理由を解説!
  1. 「爪の休息期間」の保護剤として
    • ジェルネイルをオフした後の爪は薄く、割れやすくなっています。
    • 水性マニキュアは爪を削る必要がなく、物理的に爪の表面をコーティングして二枚爪や乾燥から保護する役割を果たします。
  2. 除光液によるダメージを回避
    • 通常、ネイルケアでは、乾燥の原因となるアセトン(除光液)の使用を控えることが推奨されます。
    • 水性タイプはお湯やアルコールで落とせるため、爪や指先の水分を奪わずにオフできるのが最大のメリットです。
  3. ネイルケアとの相乗効果
    • 爪を単に「飾る」だけでなく「健康的に美しく保つ」意識が高まっています。

他にも商品によっては、こんな特徴もあるんです♪

  • トリートメント成分配合
    • 最近では、ホホバオイルやヒアルロン酸などの保湿成分を配合し、「色を塗りながらケアもできる」美容液のような水性ネイルも増えています。
  • クリーンビューティー
    • 「脱化学物質」を掲げるヴィーガンやオーガニック志向のユーザー層からも、有害な有機溶剤を含まない水性ネイルは支持されています。

なんだかとても爪に良い感じがしますし、もし自作で自分の好きなカラーが作れたら楽しいと思いませんか?

十分に興味を引き付けられて、先日、水性マニキュアを作るワークショップに参加してきました!

【ワークショップ体験】手作りの水性マニキュア

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

「百聞は一見にしかず」で、水性マニキュアの手作り体験ができるワークショップに参加してきました。

世界に一つだけのオリジナル水性マニキュアを作れるという、特別な体験でした!

改めて色について考えるきっかけになったのでが、少しお話ししますね。

「こんな色にしたい」を再現するのはカラーについて知ることから

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

色って面白いですよね。

色の三原色」というのを美術の時間に学んだと思います。

赤・黄色・青と、この3つのカラーに白と黒のバランスで、あらゆる色が再現できるのだそう。

ちなみにこの色のスペシャリストのことを「調色師」というそうです。

伝えられたイメージを色にするお仕事って、素敵ですね♪

作りたい色をこの5つのカラーに分類して、配合。均一に混ぜていきます。

少しの変化で色がどんどん変わっていく様は、本当に楽しくて、時間を忘れてしまいます。

最後にポリッシュとして使用できるようにボトルに詰めて、ラベルを張って、ラッピングまでしていただきました。

私に似合う色」を探している人にも、楽しいワークショップなのではないでしょうか。

市販の水性マニキュア

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

市販の日本製の水性マニキュアブランドをいくつか挙げていきます。

日本の水性マニキュア(水性ネイル)ブランドは、老舗の絵具メーカーから現代的なライフスタイルブランドまで、それぞれ独自のコンセプトで展開されています。

日本の主要な水性ネイルブランド

上羽絵惣(うえばえそう)「胡粉ネイル」

京都の老舗絵具店が開発。

ホタテ貝殻の微粉末(胡粉)を原料としており、日本画の伝統色を再現した美しい色彩が特徴です。

  • オフ方法: 消毒用アルコール(エタノール)や、専用の除去液で落とせます。
ANDIZUMO(アンディズモ)

島根県出雲生まれのブランド。

体に良いものを選択してほしい」という思いからスタートし、主成分が水で環境にも配慮されています。

  • オフ方法: お湯でふやかしてシールのように剥がせる「ピールオフ」タイプ。
MY SISTER(マイシスター)

筆ペンタイプ(ネイルペン)を展開しており、初心者でも塗りやすい形状が人気です。

  • オフ方法: お湯でふやかしてシールのように剥がせる「ピールオフ」タイプ。
Causette.Joli(コゼットジョリ)

はがせる水性ネイル」を展開。

  • オフ方法:お湯でふやかしてシールのように剥がせる「ピールオフ」タイプ。
Lily Grace(リリーグレイス)

一般的な水性ネイルに比べて、まるでジェルネイルのような「上品なツヤ」と「発色の良さ」を追求しています。

約1分で乾くという速乾性の高さも、忙しいユーザーから支持されているポイントです。

  • オフ方法:お湯でふやかして端からシールのように剥がせる「ピールオフタイプ」。

それぞれに特徴がありますね!

特徴は除光液不要ということ

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

この水性マニキュアは、除光液によるダメージを避けたい層に支持されています。

除光液不要という事は、「刺激臭がない」という共通点があります。

お子様でも安心ですね。

また除光液からの乾燥を避けることになるので、爪の健康を第一に考える日本のユーザーにも選ばれています。

ただし、どこのブランドも、欠品・品切れ・完売が目立ちます。

欠品・品切れ・完売の理由

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

水性マニキュアは「欲しいと思った時に手に入りにくい」状況が続いています。

それには、このカテゴリー特有のいくつかの理由があります。

1. 小規模・ニッチブランドによる生産体制

水性マニキュアを専門に扱うブランド(ANDIZUMOやリリーグレイスなど)の多くは、大手化粧品メーカーに比べて1回あたりの生産ロットが少ない傾向にあります。

需要が予測を上回ると、次の生産ラインを確保するまでに時間がかかり、数ヶ月単位の欠品が起きてしまいます。

ほしいブランドの水性マニキュアは、常にチェックしておいた方が良さそう。

2. 水性特有の「使用期限」と「在庫管理」の難しさ

水性ネイルは主成分が水であるため、油性に比べて防腐剤の調整や品質保持がデリケートです。

メーカー側が「鮮度の高い商品を届けたい」と考え、過剰な在庫を持たないように調整していることも、品切れが頻発する一因となっています。

これは、消費者にとっても良いことですね!

3. 「限定色」や「季節カラー」の比率が高い

水性マニキュアは、特に「胡粉ネイル」のように、季節の移ろいに合わせた限定色を主力にする販売戦略が多くとられています。

これらは一度完売すると「再販なし」となるケースが多く、ユーザーが探し回る要因になっています。

4. 供給を上回る「指名買い」の急増

SNSやテレビショッピングでの紹介(特にリリーグレイスなどは顕著だそう)をきっかけに、特定の人気色に注文が集中し、メーカーの発送能力や在庫がパンクする事態がよく起きています。

それだけ、多くの方が関心を持っている証拠ですね♪

5. 原材料や容器の調達遅延

水性ネイル特有の成分や、乾燥を防ぐための特殊な気密性の高いボトルなど、独自の資材を使っているブランドも多く、世界的な物流の影響を一時的に受けやすい側面もあります。

最後に注意点とデメリットについて

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

最後に、手軽に楽しめる水性マニキュアですが、注意していただきたい点がございます。

デメリットも知った上で、上手にお楽しみくださいね。

きちんとデメリットについても知っておきたい!

  • 耐久性が低い
    • 水に弱いため、お風呂や洗い物などで剥がれやすい傾向があります。長持ちさせたい場合は、トップコートの使用や、入浴後の使用が推奨されます。
  • 保存環境
    • 水分が蒸発しやすいため、キャップをしっかり閉め、極端な高温や低温を避けて保管する必要があります。
  • カラーバリエーション
    • 従来のマニキュアに比べれば、現時点での水性マニキュアのカラーバリエーションはまだ少ないのが実情です。

しかし、ここ数年でブランド数が増えたことで、実用的な色はかなり網羅されるようになってきているので、今後に期待です。

需要が増えれば、カラーもどんどん豊富になっていくわね✨

ネイリストとしてお伝えしたいこと

ダメージ爪 彩り 休息させる 水性ネイル

また、ネイリストとして、オフの際についてもお伝えしておきたいことがあります。

多くのブランドで採用されている、「お湯でふやかして端からシールのように剥がせるピールオフ」という剥がし方ですが、爪の表面にとってあまり良い方法だとは言えません

その理由は、「爪表面の組織を薄く剥がしてしまう」可能性があるからなのです。

私もシールのように剥がしたら、爪の表面が白っぽくなって爪自体が剥がれてしまっていると感じました…。

健康な爪の方ならまだダメージも少ないかもしれませんが、二枚爪やシャルオフ直後の傷んでいる爪、薄い爪の方にはあまりお勧めできません。

爪の育成に取り組まれている方にとっても同様です。

使用シーンとしては、休日の1日限定ネイルや、イベント時のお子様のおしゃれなどに、たまにする程度ならおすすめですよ。

お湯で取れるという事は、お子様などは指先が口に入ることが無いように、保護者の方が注意していただく必要もあるでしょう。

あくまでも健康的な爪、たまに使用する程度、オフした後にしっかりと保湿すること、そして基本は、普段の爪のメンテナンスとして適切なネイルケアを行う事、などが大切です。

この記事が水性ネイル気になってた!水性マニキュアってどうなんだろうって思っていた方のお役に立てたら嬉しいです。

また今回のワークショップを通して、サロンでも何か体験型のワークショップが開催出来たら楽しいだろうなという想いが生まれました。

爪に関する疑問や質問にお答えします!

お気軽にフォームからお問い合わせください♪

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