マニキュアはいつまで使える?【お客様からの質問コーナー】

マニキュアって、いつまで使えるの?
先日お客様のネイルケアをしていた時、お客様から質問されましたが、このように疑問に思っている方も多いのではないでしょうか。
- マニキュアはいつまで使えるのか
- 劣化したマニキュアの特徴
- マニキュアを長持ちさせるためには
- マニキュアがドロドロになった場合の対処法
マニキュアの管理に役立つ記事になっているので、最後までご覧ください。
Contents
マニキュアはいつまで使えるの?

「マニキュアっていつまで使えるの?
古くなっているのが結構たまっているんだけど・・・」
ご来店いただいたお客様からの質問です。
マニキュアって、プチプラで手に取りやすいものだと、数百円で購入できますよね。
たくさん持っている、という方も多いです。
また、お気に入りのブランドのものだと
「キレイな色だけど普段使いは難しいかも・・・まだほんの数回使っただけでもったいなくて処分できない」
「高価だったし、大好きだから捨てたくはないけど、結構古くなっちゃったから気になっている」
という方もいますね。
サロンに来てくださるお客様は、お手入れを続けていると、だんだん自分の手がキレイになっていくのを感じて、
「以前は手を見られるのが恥ずかしかったのに最近、色とか塗ってみたいなって思うんです」
などと仰る方が多くて、手持ちのマニキュアを整理していたら、だいぶたくさん持っていた事に気付くようです。
一般的なお話としてマニキュアには消費期限のようなものが設けられていることは無いのではないでしょうか。
サロンで取り扱っているブランドの中にはそれが明記してあるものもありますが、普通にお店でマニキュアを買うときは見たことがありません。
未開封では3年ほど、開封後は1年程度は使えると思います。
劣化したマニキュアの特徴
マニキュアが、明らかに劣化しているのがわかる状態とは。
例えば、
- 分離している
- 変色している
- 普通ではないにおいがする
などは、もう使わない方がいいです。
また、液体の状態として、ねばねばしてうまく塗れないようなものもコンディションが良いとは言えません。
マニキュアの捨て方
では、劣化したマニキュアの処分方法をご存知でしょうか?
マニキュアの捨て方は、お住まいの地域の分別にのっとって適切に処分することが前提です。
中身のマニキュアは引火性があります。
紙や布などに含ませ、燃えるごみとして、処分です。
マニキュアは水道などに流さないようにしましょう。
中身を捨てて空になったガラス容器は、リサイクルで捨てることが出来るようです。
いずれの場合も自治体の指示に従って適切に処分します。
この捨てる作業は、本数がたくさんある方にとっては、面倒な作業ですね。
古いものを溜め込まないようにしましょう。
1つ買ったら1つ捨てるルールなどは、このような時に徹底しておくと物を溜め込みすぎなくていいですね。
マニキュアを長く楽しむために

お気に入りのマニキュアを長持ちさせる方法もご紹介します。
ボトルネックをきれいにしましょう!
ちゃんとキレイにしてからしまってまいすか?
マニキュアを使用したらボトルネックをきれいに拭き取ります。
使用したマニキュアのボトルネックは、そのままにしておくと、次に使おうと思ってボトルを開けたときに、ボトルの入り口にカラーポリッシュやトップコートやベースコートが固まりみたいになってしまうことがあります。
それがボトルを開け閉めする際に、ボトルのなかに入ってドロドロになったり、塊をそのままにして繰り返し使うことで、ボトルの口に隙間ができて、そこから空気が入り変色や劣化が早くなったりしてしまいます。
是非ボトルネックをキレイにしてから、ネイルのお手入れをおしまいにして、次使うときも気持ちよく使えるようにしましょう!
ボトルネックのお掃除には除光液(リムーバー)を使うのですが、コットンでなくティッシュペーパーに含ませ拭き取ります。
コットンを使うと繊維がくっついてしまうことがありますので、絶対やめましょう。
塗ったネイルが傷付かないように気を付けて行いましょうね。
今はすぐに乾くネイルもたくさん出ているので、そんなお話もまたしていきたいと思います。
ちょっとだけ裏側のお話をすると、このようなネイルをした後のマニキュアの後始末はネイリストなら知ってて当たり前なのに、ちゃんとやってる人って、すごく少ないです。
新しい色はどんどん出てくるけど、大好き・お気に入りのカラーは少しでも長く使いたいですよね。
取り入れてみてください。
濃度が付いてしまったら?
何回か使用していると濃度が付いてしまいます。
これはマニキュアが揮発成分を含んでいるからです。
この対策として、うすめ液(ネイルソルベント)を数滴入れるといいです。
ただ、一気に入れるとコンディションがおかしくなります。
毎回ではなく、濃度が気になったら数的入れるくらいで大丈夫です。
サロンでのマニキュア管理
サロンでは適宜コンディションが良い状態を保てるように、マニキュアを管理しています。
最後に、古くなったマニキュアを使い続けると、爪が黄ばんだりすることがあるそうなので、マニキュアを使った後の管理も、正しく行いましょう。
とこのようなお話をしていると
「サロンでやってもらった方がいいかも」
と、大半の方は考えます。
私もそうです。
実は私も自宅には、ネイルオイルやセラム、ハンドクリームはたくさんありますが、マニキュアは1本もありません。
その他のネイルのアイテムは、ベースコート、トップコート、爪やすり(エメリーボード)、リムーバーしかありません。
お客様にご案内しているホームケアと同じことしか、私もしていないからです。
サロンで行うケアは特別なもので、甘皮部分は自分では触り過ぎず、保湿に徹しています。
健康な爪があるからこそ、マニキュアを塗っても美しいのです。
マニキュアを塗られたお客様には、マニキュアが長持ちする方法もお伝えしています。
質問などはいつでもしてくださいね。
まとめ
今回は、マニキュアの使用期限・劣化の見極め方・捨て方・長持ちさせるコツ・適切なケア方法について解説しました。
- マニキュアはいつまで使えるのか
- 目安として未開封では3年ほど、開封後は1年程度は使える
- 劣化したマニキュアの特徴
- 分離している
- 変色している
- 普通ではないにおいがする
- マニキュアを長持ちさせるためには
- 使用後はボトルネックをきれいに拭き取る
- マニキュアがドロドロになった場合の対処法
- うすめ液(ネイルソルベント)を数滴入れる
ネイルに関する疑問や質問がございましたら、ブログでお答えしますのでお気軽にお寄せください!
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